@misc{oai:repo.qst.go.jp:00064364, author = {數藤, 由美子 and 穐山, 美穂 and 平井, 百樹 and 結城, 政則 and 中川, 貴司 and 鈴木, 敏和 and 杉浦, 紳之 and 數藤 由美子 and 穐山 美穂 and 平井 百樹 and 結城 政則 and 中川 貴司 and 鈴木 敏和 and 杉浦 紳之}, month = {Oct}, note = {放射線被ばく事故においては、緊急医療措置のための患者の重症度に基づく振り分け(トリアージ)と治療計画立案のために、各患者についての迅速な被ばく線量評価が求められる。物理学的線量評価が困難な場合には、患者の臨床症状や血球数だけでなく、外部被ばくにより末梢血リンパ球に生じる不安定型染色体異常(二動原体染色体)の出現頻度を指標として、生物学的線量評価を行う。6Gy以下の場合、被ばく線量に対する二動原体染色体の頻度は線形2次式にしたがうことが知られている。より高線量についてはデータが少なく、不明な点が多く残されているが、現実には高線量局所被ばくの事故が想定される。本研究は、高線量照射した末梢血リンパ球の染色体異常を詳細に解析した初めての報告である。  本研究で、高線量in vitro照射(γ線15Gy)した末梢血リンパ球では、多数の染色体異常をもちながらも2回目分裂以降に進む細胞集団があることが明らかになった。高線量被ばくを受けても、培養系では細胞分裂は進行し、染色体異常の検出が充分可能であることが示された。高線量域に適した線量評価式の確立が今後の課題である。, 日本保健物理学会 第44回研究発表会}, title = {高線量放射線照射リンパ球の染色体異常分析}, year = {2011} }