@misc{oai:repo.qst.go.jp:00064363, author = {向井, まさみ and 安藤, 裕 and 奥田, 保男 and 向井 まさみ and 安藤 裕 and 奥田 保男}, month = {Oct}, note = {放射線医学総合研究所重粒子医科学センター病院(以降、当院)は、重粒子線治療を主に行う医療機関である。当院では、2006年より完全フイルムレス運用に移行しており、PACSに登録された画像は長期フォローアップのために永久保存する方針としている。患者が持参した画像は、画像取込装置で取り込み、すべてPACSに登録している。画像取込装置には、PDIのPortable Media Importerを実装した端末 2台(Array社製AOC)を使用しており、1台はフイルム読込み専用としている。 当院においても、他院からの取り込み検査数は年々増加しており、2009年に可搬型記録媒体の割合がフイルムと逆転したことから、画像連携の手段がフイルムから可搬型記録媒体へ移行していることが明らかとなった。また、患者1人あたりが持参する検査数・画像数も増加していることがわかった。さらに、可搬型記録媒体はフイルムに比べて1検査あたりの画像数のばらつきが大きく、可搬型記録媒体などのデジタル媒体には大量のデータを記録されることが多い傾向にあった。 日常の運用では、可搬型記録媒体に大量のデータが記録されていた場合、画像の読み込みに予期せず長時間を要することになる。多くの問題は関連7団体による「患者に渡す医用画像CDについての合意事項」によって解決することが可能である。最近はIHEのPDIに準拠したCD-ROMによる画像連携が多くなっていることから、多くの画像は問題なく取り込みが可能である。ただし、画像連携における人的な問題として、画像取込装置で取り込みを行う際に、患者基本情報の入力誤りがある。当院ではIRWF(患者情報の整合性確保Import Reconciliation Workflow ) を実装することによって、患者情報入力の省力化と入力誤りの防止を図ることができた。, 第24回電子情報研究会}, title = {PDIは記録媒体連携に役立つか:自施設での経験から}, year = {2011} }