@misc{oai:repo.qst.go.jp:00064362, author = {向井, まさみ and 安藤, 裕 and 奥田, 保男 and 辻, 比呂志 and 向井 まさみ and 安藤 裕 and 奥田 保男 and 辻 比呂志}, month = {Oct}, note = {【目的】放射線医学総合研究所(以降、放医研)では、荷電粒子線(炭素線)を用いた放射線治療を1996年から行っており、2011年7月には累積症例数が6,000例を超えた。他方、放医研の役割として炭素線治療の普及、人材の育成は重要なミッションである。近年、粒子線治療施設を立ち上げる他施設からの医師、技師が多数来所し、粒子線治療の治療計画手法などを習得する場面が多くなっている。このような環境を背景に、粒子線治療のティーチングファイルシステムのプロトタイプを構築したので報告する。 【方法】ティーチングファイルシステムのポータル画面として、マイクロソフト社のPowerPointを採用した。ティーチング用コンテンツの作成を担当する医師は、PowerPointに当該症例の患者の病歴、腫瘍の状態、治療実施情報、治療計画、フォローアップ情報およびキー画像情報を記載する。画像参照の仕組みは、このスライド上のキー画像をクリックすることにより、スタンドアロンで動作する画像Viewer(テクマトリックス社製SDS-Viewer)が呼び出され、症例ごとの画像を全て参照できるようにした。 【結果】頭頚部、頭蓋底、肺、肝臓、骨軟部、前立腺、腎臓、下部消化管の各臓器について11例の症例をまとめた。症例説明スライド上の患者個人を特定する情報は一切掲載せずに作成を行った。また、画像データについても、患者ID,患者名のタグは全て本システム特有の値と置き換えることで匿名化を行った。システム利用者は興味ある疾患をメニュより選択することで簡易に症例情報および画像情報を参照することが可能となった。 【今後の計画】重粒子線治療の適応症例について、症例数の追加を進めるとともに、より簡易にティーチング用コンテンツを生成する仕組みを構築していく予定である。また、これらのコンテンツをまとめていくことで、重粒子治療へのフィードバックも期待されている。, 第24回電子情報研究会}, title = {放射線治療に特化したティーチィングファイルシステムの構築}, year = {2011} }