@misc{oai:repo.qst.go.jp:00064268, author = {清水, 一範 and 本村, 真理 and 山田, 泰寿 and 清水 一範 and 本村 真理 and 山田 泰寿}, month = {Jul}, note = {患者固有情報を有する外来採血支援システムは、採血時の事故防止などに有用とされているが、コストやスペースの問題などから容易に導入できないのが現状である。当院は、臨床検査室内に外来採血室を設置し、すべての外来採血を臨床検査技師が行っている。そこで、臨床検査システムが扱う患者情報データベースをカスタマイズすることで、患者固有情報を有する採血支援システムの構築し、採血業務へ反映した運用を行ったので報告する。 【システムの概要】臨床検査システム富士通 LAINS-PC、病院規模100床、外来採血数400人/月。カスタマイズは、LAINS-PCの患者情報入力画面に、患者固有情報として、禁忌事項、使用薬物、クレーム、患者情報、その他の5項目を追加した。患者固有情報は、入力画面で手入力を行い、外来採血受付業務時にデータ入力されているものに限り、端末モニター上に表示される仕様とした。【結果】当院で外来採血を行った826人について調査した。患者固有情報は、826人中127(15.4%)で得られた。導入効果としては、禁忌情報の周知、前回クレーム確認、使用薬物の確認による採血事故防止。患者の性格や歩行困難などの情報による接遇の向上。前回穿刺場所の確認や採血困難者などの情報による針刺し回数の減少があげられた。  問題点としては、初診の患者に対して有効ではない。採血業務の忙中時に情報の記入漏れや不確定な情報が残る場合があった。 【結語】患者固有情報を有する外来採血支援システムの構築は当院のような長期ケアを行う病院では特に有用と思われた。, 第580回 千葉県下国立病院定例連合研究会}, title = {患者固有情報を用いた外来採血支援システムの構築と有用性}, year = {2011} }