@misc{oai:repo.qst.go.jp:00064254, author = {藤川, 陽 and 佐々原, 剛 and 山崎, 一樹 and 長谷川, 安都佐 and 堀口, 茂俊 and 花澤, 豊行 and 岡本, 美孝 and 鎌田, 正 and 中山, 俊憲 and 藤川 陽 and 長谷川 安都佐 and 花澤 豊行 and 岡本 美孝 and 鎌田 正}, month = {Jun}, note = {近年、重粒子線治療は、予後不良とされる頭頸部悪性黒色腫対しても高い局所制御が得られ、治療成績の向上を図る新規治療として高く評価されている。ただ、重粒子線治療後に出現する遠隔転移の制御を目的としたDAVによるアジュバント化学療法の成績は満足したものにはなっていない。一方、患者自身の免疫細胞を利用した細胞免疫治療は安全性が高いが、特にNKT細胞は強力な抗腫瘍効果を有することが知られている。これまで進行頭頸部癌患者を対象にした臨床試験で、NKT細胞の増殖、活性化に作用するαガラクトシルセラミドでパルスした患者の抗原提示細胞を鼻粘膜に投与する治療は、比較的少量の抗原提示細胞の投与でも、患者負担が少なく安全にかつ有効に抗腫瘍免疫活性を誘導し、一定の抗腫瘍効果が期待出来る事を明らかにしてきた。そこで、頭頸部悪性黒色腫への重粒子線治療後の遠隔転移の発現抑制を目的として、αガラクトシルセラミドでパルスした患者抗原提示細胞の鼻粘膜投与によるアジュバント療法の有効性を検討する第II相臨床試験を開始した。これまで重粒子線治療ならびにDAV化学療法が終了した18症例が参加しているが、観察期間中央値は17.0ヶ月、局所再発6例、遠隔転移発現3例と、従来の重粒子線治療および化学療法を行った群に比較して有効性が認められている。詳細を報告する。, 第35回日本頭頸部癌学会}, title = {頭頸部悪性黒色腫に対する重粒子線治療後の細胞免疫療法の検討}, year = {2011} }