@misc{oai:repo.qst.go.jp:00064236, author = {小久保, 年章 and 大町, 康 and 小久保 年章 and 大町 康}, month = {Mar}, note = {放医研から交見会に参加している機関に提出したマウス腎臓の病理組織画像の診断は以下のようにした。腎臓被膜から皮質間質にかけて索状および結節状に類円形から多角形の細胞が浸潤増殖しており、これらの細胞は糸球体の毛細血管内にも認められた。これらの細胞に関して、HE染色では好塩基性の細胞内顆粒が認められ、トルイジンブルー染色及びギムザ染色でメタクロマジーを示し、免疫染色でmast cell tryptaseが陽性であったことより、肥満細胞であると判断した。結節状に増殖していた中心部の細胞は泡沫状に空胞化した部位があったが、これらの細胞もトルイジンブルー染色でメタクロマジーを示したことから、肥満細胞であると考えた。電顕においても肥満細胞の特徴がみられた。細胞内顆粒は、1層の限界膜に囲まれ、内部は電子密度に低い均質物がみられた。以上のことより,本症例における腎臓の変化は、肥満細胞が結節状さらに浸潤性に増殖し、かつ糸球体の毛細血管内に浸潤していたことより、悪性肥満細胞腫(Malignant mast cell tumor)とした。, 第30回実験動物病理標本交見会}, title = {第30回実験動物病理標本交見会}, year = {2011} }