@misc{oai:repo.qst.go.jp:00064144, author = {小橋, 元 and 小橋 元}, month = {Dec}, note = {炎症性腸疾患(IBD)の疫学研究および素因遺伝子の研究は、従来精力的に行われてきた。しかし、IBDの発症機構および予防要因に関してはまだまだ未解明な点が多く、今後ますますの研究遂行が求められるところである。 小児IBDは、遺伝要因に加えて、母親および患者(小児)自身の生活習慣・環境要因の交互作用により発症すると考えられるが、成人発症のIBDに比べて、発症までの生活時間が短く、遺伝要因や母親の妊娠中および本人の小児期の生活習慣の、発症への寄与割合が大きい可能性がある。また、母親にとっては妊娠中・育児期という特別に時期であるために、振り返り調査が行いやすく、またもし予防要因が解明された場合には、母子・乳幼児保健領域からの介入が可能であるというメリットがある。 今回我々は、小児IBD発症要因・予防要因の解明のために、症例・対照研究を計画した。母児の生活習慣・環境要因調査と唾液からのDNAタイピングを行い、小児IBD発症要因・予防要因を、遺伝要因と環境要因のそれぞれと、また各々の交互作用の解明を目指す。, 厚生労働科学研究費補助金・特定疾患の疫学に関する研究班 平成22年度第2回総会および研究分担者会議}, title = {小児炎症性腸疾患(IBD)の発症関連要因・予防要因の解明;母児の生活習慣と遺伝子多型に関する症例・対照研究}, year = {2010} }