@misc{oai:repo.qst.go.jp:00064085, author = {平川, 博一 and 崔, 星 and 矢島, 浩彦 and 藤森, 亮 and 古川, 高子 and 平川 博一 and 崔 星 and 矢島 浩彦 and 藤森 亮 and 古川 高子}, month = {Oct}, note = {脳腫瘍の難治性の理由の一つに、腫瘍に含まれるがん幹細胞の生物学的な性質があると考えられている。本研究は、脳腫瘍に由来する細胞株A172のがん幹細胞マーカー陽性細胞分画と陰性細胞分画の両者における放射線感受性の二画を通じて、がん幹細胞の仮説を検証する。また、両者の放射線感受性に関する修復能の違いにも着目して、脳腫瘍の治療の向上に役立てることを目的とする。脳腫瘍細胞株U87MGおよびA172を培養し、ソーティングにより、CD133およびCD44陽性細胞の単離・純化を行った。これらの細胞では、CD44がん幹細胞マーカーの陽性細胞が観察された。これらの細胞においてはCD44陽性細胞のコロニー形成能がより高く、sphere形成能も高かった。そこで、CD44陽性細胞分画とCD44陰性細胞分画の各種放射線に対する感受性(炭素イオンビーム、鉄イオンビーム)をγH2AXフォーサイの形成によって比較した。治療レベル線量の炭素線照射後6-12時間後の残存フォーサイ数は、CD44陽性細胞が陰性細胞に比べて少なかった。従って、脳腫瘍由来培養細胞においても、がん幹細胞マーカー陽性細胞は、放射線治療抵抗性であることが示唆された。, 日本放射線影響学会}, title = {ヒト脳腫瘍細胞における癌幹細胞の同定と炭素線照射による影響}, year = {2010} }