@misc{oai:repo.qst.go.jp:00064020, author = {中西, 郁夫 and カビル, ゾーダー and 川島, 知憲 and 上林, 將人 and 松本, 謙一郎 and 大久保, 敬 and 福住, 俊一 and 小澤, 俊彦 and 安西, 和紀 and 中西 郁夫 and カビル ゾーダー and 川島 知憲 and 上林 將人 and 松本 謙一郎}, month = {Sep}, note = {睡眠ホルモンとして知られるメラトニンはマウスに対して非常に優れた放射線防護効果を示す(K. Manda, et al., J. Pineal Res. 2008, 44, 189)。放射線照射を受けた生体内では活性酸素種やラジカルが生成し、生体分子が酸化的損傷を受けるが、メラトニンによる放射線防護の分子機構については不明な点が多く残されている。そこで本研究では、活性酸素種のモデルとしてガルビノキシルラジカルを用い、メラトニンとの反応について検討した。  メタノール中、25℃で、メラトニンにガルビノキシルラジカル加えると、ガルビノキシルラジカルに由来する428 nmの吸収が減少し、ガルビノキシルラジカルがメラトニンによって消去された。ガルビノキシルラジカルに由来する428 nmの吸光度の時間変化を速度論的に解析し、メラトニンによるガルビノキシルラジカル消去の二次反応速度定数(k)を6.0 × 10–2 M–1 s–1と決定した。メラトニンの代わりにインドール環の窒素をメチル化した誘導体を用いるとガルビノキシルラジカルが消去されなかったことから、ガルビノキシルラジカル消去には窒素に結合している水素が重要な役割を果たしていることが示唆された。k値に対する金属イオンの効果についても検討したので報告する。, 第4回バイオ関連化学シンポジウム}, title = {プロトン性溶媒中におけるメラトニンのラジカル消去反応}, year = {2010} }