@misc{oai:repo.qst.go.jp:00063920, author = {中西, 郁夫 and 稲見, 圭子 and 大久保, 敬 and 川島, 知憲 and 松本, 謙一郎 and 福原, 潔 and 奥田, 晴宏 and 望月, 正隆 and 伊古田, 暢夫 and 福住, 俊一 and 安西, 和紀 and 小澤, 俊彦 and 中西 郁夫 and 川島 知憲 and 松本 謙一郎}, month = {Jun}, note = {我々はこれまで、ビタミンEやカテキン等のフェノール性天然抗酸化物質の構造活性相関を明らかにするため、種々の抗酸化物質のフリーラジカル消去反応を速度論的に検討してきた。その結果、抗酸化物質に対する密度汎関数(DFT: Density Functional Theory)計算で得られるフェノール性水酸基のO-H結合解離エネルギーまたはイオン化エネルギーが低いほど、フリーラジカル消去の二次反応速度定数が大きくなることがわかった。そこで本研究では、DFT計算に基づいてO-H結合解離エネルギーまたはイオン化エネルギーが低い新規抗酸化物質分子を設計および合成し、そのフリーラジカル消去活性を評価した。 ビタミンEの基本骨格である6-クロマノールのベンゼン環に種々の置換基を導入した分子についてDFT計算(B3LYP/6-31(d))を行い、O-H結合解離エネルギーまたはイオン化エネルギーを決定した。最も低いイオン化エネルギーが得られた8-NH2誘導体を合成し、アセトニトリル中、25℃で、ガルビノキシルラジカル消去の二次反応速度定数を決定した。この値はビタミンE (α-トコフェロール)の対応する二次反応速度定数よりも約4倍大きく、8-NH2誘導体が強力な抗酸化物質として作用することが示唆された。, 第10回AOB研究会}, title = {分子軌道計算による新規フェノール性抗酸化物質の開発}, year = {2010} }