@misc{oai:repo.qst.go.jp:00063902, author = {稲玉, 直子 and 三橋, 隆之 and 錦戸, 文彦 and 吉田, 英治 and 村山, 秀雄 and 菅, 幹生 and 澁谷, 憲悟 and 羽石, 秀昭 and 渡辺, 光男 and 山谷, 泰賀 and 稲玉 直子 and 三橋 隆之 and 錦戸 文彦 and 吉田 英治 and 村山 秀雄 and 菅 幹生 and 澁谷 憲悟 and 羽石 秀昭 and 山谷 泰賀}, month = {May}, note = {小動物PETから臨床PETまで、近接撮影によって分解能と装置感度を飛躍的に改善できる次世代のPET検出器「クリスタルキューブ」を開発したので報告する。放射線の検出位置を3次元的に得るDepth of interaction(DOI)検出器の概念を拡張し、あらゆる方向から放射線が入射しても分解能が劣化しない等方的分解能を持つ点が特徴である。具体的には、シンチレータ素子の3次元配列の表面に軽量薄型の半導体受光素子MPPCを光学結合し、シンチレーション光を3次元的に受光する。MPPCはこれまでのPMTとは異なり磁場の影響を受けないため、PET/MR装置の検出器としても利用できる可能性がある。また、PMTでは素子配列内に反射材を挿入しシンチレーション光をPMTに送る必要があったが、3次元的に受光するクリスタルキューブでは反射材による光の制御を必要とせず、反射による光の減衰が抑えられるだけでなく構造的にも単純である。試作検出器では、シンチレータ素子に3×3×3 mm3のLu1.8Gd0.2SiO5:Ce(LGSO, 日立化成)、MPPCにS10931-050P(浜松ホトニクス,受光面サイズ3×3 mm2)を用いた。初期実験として、6×6×6素子配列にMPPCを密に配置し662 keVのγ線を一様照射した結果、十分な素子識別能が得られた(図2)。エネルギー分解能は、すべての素子で12.6±1.1(σ)%であった。今後は、シンチレータ素子サイズを2 mm角、さらには1 mm角とし、高分解能化を図る予定である。なお本開発は、科学技術振興機構(JST)先端計測分析技術・機器開発事業の委託のもと行われている。, 第5回日本分子イメージング学会学術集会}, title = {次世代PET検出器クリスタルキューブの開発}, year = {2010} }