@misc{oai:repo.qst.go.jp:00063858, author = {高田, 実佐紀 and 中田, 章史 and 高島, 良生 and 吉田, 光明 and その他 and 川崎 実佐紀 and 中田 章史 and 高島 良生 and 吉田 光明}, month = {Nov}, note = {細胞の間期核における個々の染色体は、染色体テリトリーという構造を単位として、ランダムに存在するのではなく、一定の規則性を示す核内配置を持つことが知られている。そのため、核内配置が隣接した染色体間では転座型異常を形成しやすいと考えられているが、不明な部分が多く残されている。放射線はDNA に二重鎖切断を引き起こし、染色体間の切断・再結合によってあらゆる組み合わせの転座型異常を形成する。しかし、ある染色体間では高頻度に異常を引き起こす傾向があり、これらは互いに近接した核内配置を持っている可能性が示唆されている。そこで、本研究では、放射線照射による染色体異常の形成機構と各染色体テリトリーの核内配置との関連性を調べるため、ヒトリンパ球の1番染色体を対象に、1番染色体と転座を引き起こしやすい2番染色体テリトリーとの相対核内配置を解析した。5Gy照射の前後における解析結果から、染色体テリトリーの照射による視覚的分断は特に確認できなかった。現在、テリトリーの空間配置の変化の有無について、また1番染色体と転座を起こしにくい19番染色体などを比較対象として検討を進めている。, 第60回染色体学会年会}, title = {放射線による染色体異常の形成と核内染色体配置との関連性}, year = {2009} }