@misc{oai:repo.qst.go.jp:00063682, author = {清水, 一範 and その他 and 清水 一範}, month = {Aug}, note = {医療情報における相互運用性普及活動として、日本IHE 協会では標準化推進活動を行っている。現在IHE では検体検査を中心とした臨床検査関連として5つのプロファイルを提供している。各プロファイルと検査業務におけるシステム連携について、これまでの接続検証試験会や実装例を基に検討を加えたので報告する。 【統合プロファイル】 ・LTW(Laboratory Testing Workflow)オーダ発生から結果到着までを網羅する。 ・LDA(Laboratory Device Automation)検査システムから分析装置、前・後処理装置までを網羅する。 ・LPOCT(Laboratory Point Of Care Testing)検査部門の管理下での検査室外で行われる検査を網羅する。。 ・LCSD(Laboratory Code Set Distribution)各システムや装置などで共通の検査コードを使用可能とするためのワークフロー。 ・LBL(Laboratory Barcode Labeling)採取管バーコードラベルを発行するためのワークフロー。 【プロファイルを支える標準規格】 ・トランザクション(通信)通信仕様はHL7ver2.5 に準拠した「JAHIS 臨床検査データ交換規約Ver3.0」を参照して作成。 ・検査項目マスタ日本臨床検査医学会の臨床検査項目分類コード(JLAC10)を推奨している。接続実証試験会でもJLAC10 を使用。 ・伝送プロトコルTCP/IP を使用。 【考察】HL7 の中には様々なメッセージタイプが用意されている。また公開されているバージョンも複数存在している。そのため、これまでのシステム連携では、HL7 を使用すると 宣言しても必ずしも全てが同一の内容とは言えなかった。今回IHE による技術文書(テクニカルフレームワーク)に準拠することで、同一内容でのシステム実装が可能となった。 JLAC10 については、コード使用の面では大きな問題は無いと思われる。しかしながら、メンテナンス体制や相互に共通しないコード利用の面で不都合が認められた。, 第58回日本医学検査学会}, title = {臨床検査業務とIHE(Integrating the Healthcare Enterprise)その2}, year = {2009} }