@misc{oai:repo.qst.go.jp:00063246, author = {永野, あい and 稲庭, 拓 and 古川, 卓司 and 佐藤, 眞二 and 早乙女, 直也 and 野田, 耕司 and 永野 あい and 稲庭 拓 and 古川 卓司 and 佐藤 眞二 and 早乙女 直也 and 野田 耕司}, month = {Sep}, note = {炭素線スキャニング照射は放医研で開発されているとともにドイツの重イオン研究所(G SI)で行われている。放医研ではビーム飛程と腫瘍の終端を一致させるために、レンジシ フタを挿入することでビームエネルギーを調節している。一方、GSIではビームエネルギ ーを変更することで深さ方向の照射野形成を行う方法を採用している。元来スキャニング 照射ではコリメータ・ボーラスが不要になることから拡大照射に比べ上流機器での核破砕 反応が線量に与える影響が少ないと考えられてきた。GSIの物理線量モデルでは炭素線の 多重散乱は主要な役割を果たさないとしている。また軽いフラグメント粒子は大きな角度 で散乱するが全線量への寄与は無視できるほど小さいとされている。しかしPaul Scherr er 研究所(PSI)の陽子線スキャニングの研究によりレンジシフタによる核反応粒子の大角 度散乱が線量分布へ影響を与えることが示された。そこでPSIの治療計画では核反応粒子 の横方向の広がりを考慮に入れたビームモデルが使用されている。放医研においても、特 に照射野が小さい治療計画でのビームの横方向の線量計算精度が全線量に影響を与える現 象が確認され、横方向の線量分布を3つのガウス分布での近似を検討している。シミュレ ーションを用いることにより各フラグメント粒子の発生源がレンジシフタ等の上流機器で あったのか、または患者体内で起こった核破砕反応によるものなのか同定することが可能 になった。本研究ではモンテカルロシミュレーションを用いて炭素線スキャニング照射で エネルギー可変照射における核破砕反応を評価することを目的とする。, JSMP日本医学物理学会 第98回学術大会}, title = {モンテカルロシミュレーションによる炭素線スキャニングでのエネルギースキャンの評価}, year = {2009} }