@misc{oai:repo.qst.go.jp:00063240, author = {熊谷, 始紀 and 熊谷 始紀}, month = {Sep}, note = {目的 放射線医学総合研究所における炭素線前立腺治療では、自由呼吸下で照射を行っている。照射中の呼吸性移動を考慮することで、さらなる治療の高精度化が見込まれる。現在では4次元CTの普及により、3次元CTデータを時系列で取得し、直接線量計算を行うことが可能である。そこで、呼吸性移動が線量分布に及ぼす影響の定量評価を行った。 方法 炭素線治療を受ける前立腺がん患者20例を対象に、4次元CT撮影を行った。現プロトコルに沿って、最大呼気相で治療計画を行った。この治療計画パラメータを、各呼吸位相に当てはめ、線量評価を行った。 結果 前立腺の呼吸性移動量が最も大きくなる最大吸気相の線量分布は、最大呼気相と比較してほとんど変化しなかった。1呼吸周期での前立腺のD95は約1%以下に抑えられていた。直腸線量は、呼吸性移動により低線量域がわずかに変化した。これは、呼吸による腹壁厚の変化による。 結論 自由呼吸下で前立腺照射を行った際の、呼吸性移動による線量分布の影響は非常に小さかった。4次元CTを用いることにより、呼吸性移動を考慮した線量評価が可能となったと考える。, 日本放射線腫瘍学会第22回学術大会}, title = {4DCTを用いた炭素線前立腺治療の評価2:呼吸性移動の線量分布への影響}, year = {2009} }