@misc{oai:repo.qst.go.jp:00063233, author = {福田, 茂一 and 福田 茂一}, month = {Sep}, note = {国立京都国際会館で同地、同時開催された日本放射線腫瘍学会第22回学術大会、日本医学物理学会第98回学術大会の共同企画であるワークショップ「医学物理士の養成について −放射線腫瘍医と医学物理士の有機的連携を目指して−」において、パネリストとして「日本医学物理学会が考える医学物理・医学物理士」の演題で発表し討論を行った。発表内容は以下の通りである。 \n「日本医学物理学会が考える医学物理・医学物理士」 JSMP医学物理士委員会委員長 放射線医学総合研究所 福田茂一  国の「がん対策基本法」、文部科学省の「がん治療プロフェッショナル養成プラン」などにみられるように、放射線治療およびそれを担う人材育成への期待・関心が高まっている。それとともに医学物理(学)、医学物理士とは何かについて問われる機会が増加している。関連学会、大学等で個々について言及している例はあるが、医学物理学会としてはこれまで明確に定義をしていない。そこで、JSMP会長より「日本医学物理学会が考える医学物理・医学物理士」についてJSMP医学物理士委員会に諮問があり、医学物理士委員会委員および教育委員会委員長とで議論し理事会に答申を行った。  この答申では、「医学物理学とは物理工学の知識・成果を医学に応用・活用する学術分野である。」とし、「医学物理士とは、放射線を用いた医療が適切に実施されるよう、医学物理学の専門家としての観点から貢献する医療職である。」と定義している。さらに、「治療分野における医学物理士の業務」については以下のように示している。 (ア) 治療計画における照射線量分布の最適化および評価 (イ) 治療装置・関連機器の受け入れ試験(アクセプタンステスト)・コミッショニングの計画、実施、評価 (ウ) 治療装置・関連機器の品質管理・保証の計画、実施、評価 (エ) 治療精度の検証、評価 (オ) 放射線治療の発展に貢献する研究開発 (カ) 医学物理学に関する教育 (キ) 患者への放射線治療に関する医学物理的質問に対する説明  この答申では特に関与が必要とされている治療分野における医学物理士の業務についてだけに言及しているが、今後、診断分野における医学物理士業務についても委員会において検討していく。また、より具体的な医学物理士の業務については、医学物理士認定機構等と協力し「医学物理士業務ガイドライン」を整備することを計画している。, 第98回日本医学物理学会学術大会}, title = {日本医学物理学会が考える医学物理・医学物理士}, year = {2009} }