@misc{oai:repo.qst.go.jp:00063231, author = {溝田, 学 and 兼松, 伸幸 and 溝田 学 and 兼松 伸幸}, month = {Sep}, note = {【目的】拡大照射法を用いた粒子線照射野では特定のビームパラメータ(エネルギー、コリメータ位置、各種フィルター、散乱体)のつくる照射野内においても、コリメータ境界のビーム中心軸からの位置に応じてペナンブラの幅は変化する。従ってPTVに対してコリメータを設定する際には、アパーチャの形状に依存する非等方的なマージンを考慮する必要がある。この研究では、位置に依存したペナンブラの幅を元に治療計画においてコリメータ開度を決定する方法を確立する。 【方法】ペナンブラ幅のコリメータエッジ位置依存性を、多葉コリメータとブロックコリメータについて実験的に求めるとともに、照射系機器の配置をもとに計算を行いその主要因を明らかにする。エッジ位置とペナンブラ増加の関係を明確にし、ビームパラメータから求まる一定のペナンブラに加えアパーチャに応じた非等方的なマージンを追加し治療計画に反映することにする。 【結果】ペナンブラの幅は中心位置から距離があるところではほぼ一定だが、特に軸付近あるいは軸を隠すようなアパーチャの場合には大きくなる。この関係を取り入れたソフトウェアツールを作成することによって、市販の治療計画装置の作るアパーチャ設定時に補正を加えることにした。また、この依存性を元に極小な標的に対する最低限のアパーチャの基準を設けることにした。 【考察】特にビーム軸付近を覆うようなアパーチャを作成する時にこれらの補正が必要になってくるものと思う。 【結論】本手法により特に小照射野等に対しても適切なアパーチャを設定する治療計画を実現する。, 第98回日本医学物理学会学術大会}, title = {HIMAC炭素線照射野におけるコリメータエッジ位置とペナンブラ}, year = {2009} }