@misc{oai:repo.qst.go.jp:00063227, author = {南條, 大輔 and 小平, 聡 and 川嶋, 元 and 蔵野, 美恵子 and 安田, 仲宏 and その他 and 南條 大輔 and 小平 聡 and 川嶋 元 and 蔵野 美恵子 and 安田 仲宏}, month = {Sep}, note = {1978年のCartwrightの報告以来、CR-39ポリマーは、固体飛跡検出器として最も広く使われている材料で、今日も測定手法の工夫と共に応用範囲が広がっている。しかし、「固体内での潜在飛跡及びエッチピット形成のメカニズム」については、これまで適切な結論が与えられていない。我々は、放射線損傷による生成物(損傷)やエッチピット形成の物理的、化学的プロセスを解明するために、質量分析法を用いて生成する分子フラグメントの構造情報を明らかにすることで、固体飛跡検出器の飛跡構造解明やエッチングメカニズムの解明につなげていくことを着想した。本研究では、まずエッチャントに溶出したCR-39のポリマー成分や分子フラグメントを検出、解析することから着手した。エッチャントに溶出している成分は多様に存在していると予想され、測定する成分の性質に合わせて質量分析のイオン化法を選択する必要がある。そこで、近年合成ポリマーの分析法として注目を集めているマトリックス支援レーザー脱離イオン化質量分析法(MALDI-TOFMS)と揮発性の高い低分子量成分の定性、定量分析が可能なガスクロマトグラフィー質量分析法(GC-MS)を利用した。ポリマー成分や分子フラグメントを検出することによって、CR-39ポリマーの重合度評価やエッチピット形成のメカニズムの解明につながる基礎データ取得を行っている。本講演では、これまでの実験結果から得られた知見を報告する。, 2009年秋季 第70回応用物理学会学術講演会}, title = {質量分析法を用いたCR-39における重イオン飛跡形成メカニズムの研究(1)}, year = {2009} }