@misc{oai:repo.qst.go.jp:00063220, author = {矢崎, 祐次郎 and その他 and 矢崎 祐次郎}, month = {Sep}, note = {近年の軽量薄型な半導体受光素子の普及に伴い、我々はこれらを結晶素子配列で構成された結晶ブロックの多面に装着してシンチレーション光を3次元的に検出する構造のDOI PET検出器(X’tal cube)を開発している(図1左図)。X’tal cubeの結晶ブロックは内部に反射材を挿入せずに単純に結晶素子を積層しただけの構造をとり、各結晶からのシンチレーション光は結晶ブロック全体に広がる。この時、従来の検出器のように結晶ブロックの1面全体でシンチレーション光を検出するのではなく、受光素子を分散させて配置し、それぞれの受光素子で検出されるシンチレーション光の割合の違いから重心演算を用いることで発光結晶を特定する。 前発表では、半導体受光素子は用いずに代わりに位置敏感型光電子増倍管(PS-PMT)を結晶ブロック1面装着してX’tal cubeの系を再現し、受光素子の分散配列方法を検討したが、本研究では結晶ブロックの全6面にPS-PMTを装着した実験を行った。図1(右上)の受光領域は受光素子の配置を想定した位置であり、この受光素子配列を結晶ブロックの全6面に適用した。結晶ブロック全面から得られた信号に対して3次元的な重心演算を適用し発光結晶の位置情報を取得した結果、結晶ブロックのすべての結晶素子が弁別可能であることを示した(図1右下)。, 第70回応用物理学会学術講演会}, title = {半導体受光素子を用いた多面読出し型DOI PET検出器の研究}, year = {2009} }