@misc{oai:repo.qst.go.jp:00063219, author = {白川, 芳幸 and その他 and 白川 芳幸}, month = {Sep}, note = {は じ め に :通常サーベイメータで原子力施設等の床面を汚染検査する際には,人が一定速度で検出器を移動させながら汚染の有無を判断する。しかし,検出器面積に比べ検査対象となる床面等の面積はあまりにも膨大で,それに掛かる時間と労力も膨大なものとなっていた。そこで,移動状態で最終応答値を予測する方法を開発し合理的な精度で最終応答値を予測可能なサーベイメータの試作に成功したので,今回は予測アルゴリズムを搭載したサーベイメータの有効な運用について検討した。 移動予測原理:サーベイメータの主要な出力機構は一般に「1次遅れ系」で表現でき,出力応答は,y(t)=N0・[1-exp(-t/T)] で示され,経過時間がt1 sec,およびt2 secの2点を考えると最終的にN0= N1+(N2-N1)/(1-C)が得られる。ここでN0は最終応答値,Tは系全体の時定数,tはステップ入力印加後の時間である。ただし,C=exp(-(t2-t1)/T) なる既知の定数である。これに統計的変動を除去する数値処理を加え試作機における予測アルゴリズムとした。ロボットには,汚染検出の際に自動で方向を変える機能を搭載し,汚染をタイヤで拡散させることをなくした。  考  察 :人による移動測定では一定の速度で測定することは不可能であり,ロボットに一定速度で走行させることにより,汚染検査を正確に実施することが可能となり,労力についても大幅な軽減が期待される。日常管理においても夜間に自走測定を実施させる等,効率的な汚染検査を実現可能なものであると考える。また,核テロ後のモニタリングとしても専用ロボットに予測原理を搭載を組込むことで迅速な測定が可能となる。, 第70回応用物理学会学術講演会}, title = {予測応答原理を用いたサーベイメータの試作}, year = {2009} }