@misc{oai:repo.qst.go.jp:00063188, author = {小泉, 満 and 小泉 満}, month = {Jul}, note = {乳癌骨転移の術後スクリーニングには異論の多いところである。近年、新しい骨転移治療法の進歩により骨転移を取巻く環境に変化が生じている。術後の骨転移の早期診断の意義について、1988-1998年の間に手術を受けた患者で、術後に定期的に骨シンチグラフィをうけ骨転移と診断された患者について、診断時の疼痛の有無により、その後の骨関連事象(SRE)および予後を, Kaplan Meier法(log-rank)および他の因子を考慮した Cox proportional Hazard法を用いて調べた。骨転移診断時を起点として解析した場合、痛みのなかった群(pain-)では痛みのあった群(pain+)に比して、有意にSREの発生は少く [Hazard ratio (pain+/pain-)=2.27, 95% CI 1.88-2.74]、 予後も良好であった [Hazard ratio(pain+/pain-)=1.44, 95%CI 1.21-1.71]。また、早く診断したために生じる効果をキャンセルするために、起点を乳癌手術時にしても同様な結果が得られた。痛みのない時期に骨転移の診断ができれば、QOLおよび予後の改善に寄与する可能性が示された。, 第17回日本乳癌学会学術総会}, title = {乳癌の転移診断 骨転移:痛みの生じない時期の診断に意義はあるのか?}, year = {2009} }