@misc{oai:repo.qst.go.jp:00063168, author = {大久保, 悠 and 岩川, 眞由美 and 清野, 研一郎 and 神宿, 元 and 和田, はるか and 平川, 博一 and 中渡, 美也子 and 今井, 高志 and 大久保 悠 and 岩川 眞由美 and 清野 研一郎 and 平川 博一 and 中渡 美也子 and 今井 高志}, month = {Jul}, note = {【目的】マウス腫瘍モデルを用いて、炭素イオン線照射と免疫療法併用による遠隔転移の抑制効果を明らかにする。 \n【方法】C3Hマウスに自然発生したマウス扁平上皮癌NR-S1を用いた。C3Hマウスの下肢にNR-S1腫瘍細胞を10^6個移植して、径7.5mmの固形腫瘍を作成した。その下肢腫瘍に対して、炭素イオン線(290MeV/u, spread-out Bragg peak (SOBP) 60mm)を6Gy一回照射した。また併用する免疫療法として、α-GalCerでパルスした樹状細胞約1.5×10^6個を、照射後1.5日後に上記下肢腫瘍に局注した。今回の実験では比較対象として、コントロール(無処置)群、免疫療法単独群、炭素イオン線照射単独群を設定し、併用群を含めた4群間で、局所腫瘍体積の変化、および遠隔転移の出現頻度についての比較検討を行った。局所腫瘍体積は照射後2週間にわたって測定を行い、遠隔転移の出現頻度は照射2週間後に両側肺を摘出し、肺表面の転移結節数を肉眼的に測定することによって求めた。 \n【結果】炭素イオン線照射後の原発巣の体積は、免疫療法併用の有無による違いは認められなかった。肺転移数はコントロール(無処置)群と比較して介入群では有意に減少しており、また炭素イオン線照射単独群と比較して、免疫療法併用群は有意に肺転移を抑制した(コントロール群:168±54個、免疫療法単独群:44±23個、炭素イオン線照射単独群:46±32個、炭素イオン線照射・免疫療法併用群:3±2個(±SD))。 \n【まとめ】C3Hマウス扁平上皮癌の転移実験モデルにおいて、炭素イオン線照射と免疫療法の併用療法は、単独治療群と比較して有意に遠隔転移の出現頻度を抑制した。, 第18回日本がん転移学会学術集会}, title = {炭素イオン線照射と免疫療法併用によるマウス腫瘍の遠隔転移抑制効果の解析}, year = {2009} }