@misc{oai:repo.qst.go.jp:00063127, author = {長谷川, 安都佐 and 溝江, 純悦 and 神宮, 啓一 and 別所, 央城 and 柿本, 吉堂 and 鎌田, 正 and 辻井, 博彦 and 長谷川 安都佐 and 溝江 純悦 and 神宮 啓一 and 別所 央城 and 柿本 吉堂 and 鎌田 正 and 辻井 博彦}, month = {Apr}, note = {【目的】頭頸部悪性腫瘍に対する炭素イオン線治療の効果について解析した。 【方法】1997年4月から2008年8月まで、326例329部位に対し、第II相試験で炭素イオン線治療が行われた。平均年齢57歳、男性164例、女性162例、KPI中央値90%であり、初回治療例217例、術後再発・残存例73例、抗がん剤治療後再発・残存例27例等であった。病理組織別にみると、多いものでは、悪性黒色腫101例、腺様嚢胞癌107例、腺癌38例であった。照射は週4回法で4週間16回の線量分割とし、総線量は 57.6GyEが241例、64.0GyEが88例であり、CTVの平均は181mlであった。 【成績】正常組織反応は、早期皮膚・粘膜反応でgrade3が10%未満で発生するものの、遅発反応では大半がgrade1以下に改善しており、その他の正常組織においても予期せぬ重篤な副作用は発生していない。線量別にみても、64.0GyEの群でgrade3 以上の反応が増加する傾向は見られなかった。5年局所制御率は、腺癌81%、腺様嚢胞癌79%、悪性黒色腫77%であった。5年累積生存率は、腺癌61%、腺様嚢胞癌69%、悪性黒色腫37%であった。 【結論】炭素イオン線治療の局所治療効果の有効性が確認された。しかし、悪性黒色腫に関しては、その局所制御率に見合う生存率が得られていないため、2001年4月から抗がん剤治療併用炭素イオン線治療に移行している。, 第68回日本医学放射線学会総会}, title = {頭頸部悪性腫瘍に対する炭素イオン線治療}, year = {2009} }