@misc{oai:repo.qst.go.jp:00063078, author = {溝田, 学 and 兼松, 伸幸 and 蓑原, 伸一 and 金井, 達明 and 溝田 学 and 兼松 伸幸 and 蓑原 伸一 and 金井 達明}, month = {Apr}, note = {【目的】拡大照射法を用いた粒子線治療において、標的体積に十分な線量を投与し、あるいは危険部位に対しての線量を抑制するためには、それぞれのROIに対してコリメータの適切な設定が肝要である。本報告では、治療計画におけるコリメータマージンの設定方法を提案する。 【方法】ビームパラメータ毎のペナンブラを予め測定しておき、ペナンブラに関わるパラメータ換算表を作成しておく。各治療計画時には、治療計画ソフトが提供する標的の情報から作成するポートの予想されるビームパラメータを介して、この換算表を使用し推定されるペナンブラをもとに、コリメータのマージンを設定する。 【結果】コリメータのビーム軸上の位置を固定した場合、ペナンブラを決定する主要因は、上流に位置する散乱物質である。特にレンジシフターとリッジフィルターからペナンブラの大きさを得ることができ、その数値を使ってアパーチャ(MLCや患者コリメータ)を設定することで目的の線量を確保することができる。 【考察】治療計画のビームモデルには限界があり、線量分布の算出においてすべての照射パラメータに対応できるわけではない。このことから、辺縁部の分布においては治療計画の分布計算結果をフィードバックした設定より、計画時での適切なマージン設定が望ましいと考えられる。 【結論】治療計画の手順において、各ケースでのペナンブラに関わるビームパラメータを介したペナンブラ値の推定表を用いることで、辺縁部での適正な線量制御を簡便に行えるものと思う。, 第97回日本医学物理学会学術大会}, title = {炭素線治療計画におけるペナンブラ値の簡易的推定による最適コリメータマージンの設定}, year = {2009} }