@misc{oai:repo.qst.go.jp:00063077, author = {溝田, 学 and 兼松, 伸幸 and 溝田 学 and 兼松 伸幸}, month = {Apr}, note = {【目的】表層に位置するターゲットに対して、SOBP幅が一定の照射法による照射を行う場合においては粒子線治療といえども皮膚線量が大きくなる場合がある。この研究では、拡大照射法を用いた粒子線治療において、治療計画を工夫することで、皮膚線量を低減するとともに標的体積に十分な線量を投与する方法について提案する。 【方法】ボーラス作成において、従来法ではターゲットの照射方向奥側のレンジをもとに行ってきた。これを、浅く位置するターゲットについては、照射方向に近い面のレンジをもとに形状を決定することにする。あるいは、部分的なレンジの調整により、一定の体内深さにSOBPの前面を配置する。 【結果】ターゲットの照射方向前面側をSOBPの前面側に位置することができ、皮膚への線量を低減することができる一方、標的後方の正常組織への線量が付与されることとなる。この方法による、皮膚線量やDVH等を評価することで治療方法の選択が可能である。 【考察】当然ながら、標的の奥側に重要臓器が位置する場合もあるし、重要臓器でなくとも余分な線量を投与すべきではない。これを解決するために、上記の処置をボーラスの特定のエリアに実施する。これに多門での照射を行うことにより、皮膚線量を所定の値以下に低減しつつ、危険部位を避けることが可能である。 【結論】本手法により浅い標的に対する簡単で有効な照射を実現できる。この手法の有効なケース無効なケースを明確にすることで、治療計画の選択肢の一つを提供する。, 第97回日本医学物理学会学術大会}, title = {浅い標的に対する粒子線治療計画}, year = {2009} }