@misc{oai:repo.qst.go.jp:00063069, author = {向井, まさみ and 谷川, 琢海 and 田中, 雅人 and 関, 昌佳 and 江本, 豊 and 塚本, 信宏 and 安藤, 裕 and 向井 まさみ and 谷川 琢海 and 塚本 信宏 and 安藤 裕}, month = {Apr}, note = {1.背景  医療情報システムのIT化が進むにつれ、電子カルテシステムが数多く導入されている。しかしながら、重粒子医科学センター病院(以下、本院)のように放射線科単科で稼動している専門性の高い医療機関にとって、各メーカが標準で提供するユーザインタフェースは、医療機関のスタッフが考えるワークフローを実現することが困難な仕様であることが多い。さらに、これらの問題を解決するためにシステムの改良を行うと、カスタマイズのための費用や期間がかかることになる。  我々は、ユーザのワークフローに従ってユーザインタフェース部分を容易にカスタマイズ可能であり、かつ、効率的にオーダ発行処理や結果参照を実現できる方法を検討し、新しく”Integration Navigation Console(INC)”という仕組みを提案する。今回は、検討経緯とプロトタイプ版の開発について、報告する。 \n2.方法  INCは、IHE(Integrating the Healthcare Enterprise)の統合プロファイルの検討方法に用いた。すなわち、ワークフローの解析及び問題点の整理を行ったうえで、必要な機能(Actor)およびアクタ間の通信(Transaction)を定義することとした。まずは、放射線治療のワークフローを検討対象とした。 \n3.結果  検討の結果、我々は、INCについて (1) INC-Manager, (2) User Interface, (3) Result Tracker, (4) Database Updater, (5) Enterprise Databaseの5つのActorを定義した。さらに、既存システム群との連携を行う機能については、実現方法として (a)Direct Issue Transaction, (b)Call External Module, (c)Enterprise Database Accessを定義した。 \n4.検討と今後の開発方針について  INCの仕組みを利用することにより、医療機関のスタッフは、自身の利用しやすい環境で作業を行うことができるようになる。このような環境は、医療従事者の作業の効率化だけではなく、患者にも情報提供が簡易にできるなど、多くの利点を期待することができると考える。  今後は、眼科や歯科など特異なワークフローをもつ診療科を含めて検討を行い、より汎用性の高いINCの仕組みを検討していきたい。, 第68回日本医学放射線学会総会}, title = {Integration Navigation Console(INC)の検討}, year = {2009} }