@misc{oai:repo.qst.go.jp:00062959, author = {石井, 伸昌 and 府馬, 正一 and 中森, 泰三 and 川端, 善一郎 and 石井 伸昌 and 府馬 正一 and 中森 泰三}, month = {Aug}, note = {フラスコサイズの容器に生物個体群や群集を閉じこめたバッチ培養系をマイクロコズムと呼ぶ。マイクロコズムは単なる培養系ではなく、生態系における物理・化学・生物的要素に加え、これらの相互作用を含むシステムとして捉えることができる。つまり、フラスコサイズのミニ生態系である。  これまでに、3種生物で構成されたマイクロコズムを用いて様々な研究を行ってきた。例えば、遺伝子組み換え微生物の野外放出影響評価、細胞外DNAの生産機構、放射線影響評価などである。細胞外DNAに関する研究では、マイクロコズム実験の結果が野外でも確認することができた。これは、野外で起こりうる現象をマイクロコズムで観察できる可能性を示唆している。  マイクロコズムがいつも単純な生物種で構成されているとは限らない。例えば、土壌を湛水したマイクロコズムでは、全ての構成生物種を明らかにすることは不可能である。個々の生物種を対象とするのではなくマイクロコズムを一つの生命と捉え、現在、High Coverage Expression Profiling(HiCEP)法によるメタトランスクリプトーム解析を行っている。  本講演ではこれまでに得られた成果を基に、マイクロコズムの可能性および進化学への応用について議論したい。, 第10回日本進化学会大会}, title = {マイクロコズムを用いた実験から見えてくるもの:細胞外DNAとメタトランスクリプトーム解析}, year = {2008} }