@misc{oai:repo.qst.go.jp:00062958, author = {石井, 伸昌 and 小礒, 寛之 and 内田, 滋夫 and 石井 伸昌 and 小礒 寛之 and 内田 滋夫}, note = {放射性炭素(C-14)は半減期が長く、人工バリアや天然バリアへの収着性が小さい。そのため再処理施設やTRU廃棄物処分の安全評価において、C-14は慎重に考慮されなければならない放射性核種の一つである。地層処分を計画しているTRU廃棄物は、廃棄物の性状や放射性物質の濃度に応じて4つのグループに分類される。このうちグループ2は、主な廃棄体としてハル・エンドピースの圧縮体を含み、多量のC-14が含まれる。近年の研究成果から、ハル・エンドピースから酢酸、ギ酸、ホルムアルデヒド、メタノール、エタノールなど、低分子量の有機態C-14が放出されることが分かってきた。しかしながら、これら有機態C-14の生物圏における形態変化や挙動については、まだまだ情報が限られている。処分場から生物圏へ移行したC-14の被ばく線量を評価するためには、農耕地におけるC-14の挙動を評価することは重要である。本研究ではC-14で標識された酢酸が農耕地への移行した場合を想定し、酢酸由来のC-14が固相/液相/気相へ分配される割合について検討した。酢酸由来のC-14は、急速に固相(土壌分画)および気相へ分配されるのだが、これらの分配率を決定する要因についても述べる。, 炭素-14の環境循環に関する研究会}, title = {C-14の農耕地土壌における固相/液相/気相への分配率とその要因} }