@misc{oai:repo.qst.go.jp:00062908, author = {島田, 義也 and 小玉, 陽太郎 and 中田, 章史 and 今村, 智子 and 高橋, 江里佳 and 滝本, 美咲 and 今岡, 達彦 and 西村, まゆみ and 吉田, 光明 and 柿沼, 志津子 and 島田 義也 and 小玉 陽太郎 and 中田 章史 and 今村 智子 and 高橋 江里佳 and 滝本 美咲 and 今岡 達彦 and 西村 まゆみ and 吉田 光明 and 柿沼 志津子}, month = {Nov}, note = {ミスマッチ修復は、複製時における塩基のミスマッチを修復し、点突然変異やフレームシフト突然変異を抑制する。その欠損は、複製時エラーを増大させ、HNPCCや小児のリンパ腫の原因となる。本研究では、ミスマッチ修復の重要な構成成分のMlh1遺伝子のノックアウトマウスを用いて、放射線が修復エラーにどのように関与するかを検討した。生後2週、10週のマウスに2GyのX線を全身照射し、その後発生した胸腺リンパ腫のIkaros遺伝子の突然変異頻度並びにスペクトラムを、非照射群に発生したリンパ腫と比較した。その結果、ほとんどのリンパ腫において、リピート配列にフレームシフト変異が入ることによりIkarosタンパクをつくられていないことが明らかとなった。特に、X線誘発のリンパ腫では、1つのリンパ腫に複数のフレームシフトが存在するもの、点突然変異が加わっているものが多数存在し、複製エラーが増加していることが示唆された。おそらく、放射線の役割の一つは細胞死を誘発し、その回復に急激な分裂を誘発することであると考えられる。実際、Mlh1マウスに、人為的に大腸炎を誘発し、大腸の組織修復を促すだけで、大腸がんの発生率が増大することを確認している。放射線は、ミスマッチ修復に欠損のある条件下で、複製エラーを間接的に誘発することで発がんを促進すると結論した。, 日本放射線影響学会第51回大会}, title = {ミスマッチ修復欠損マウスにおける放射線発がんの特徴}, year = {2008} }