@misc{oai:repo.qst.go.jp:00062907, author = {大塚, 達以 and 高橋, 英彦 and 小高, 文聰 and 平安, 良雄 and 伊藤, 浩 and 須原, 哲也 and 大塚 達以 and 高橋 英彦 and 小高 文聰 and 伊藤 浩 and 須原 哲也}, month = {Jun}, note = {【背景】相手の意図を認識することは社会生活を送る上で表に重要な認知機能である。更に、相手の意図を適切に認知することで、円滑な対人関係を構築することができると考えられる。今回われわれは、相手の意図を認知する際に、その内容の違いによってどのような脳部位が関与するのかについて検討を行った。 【対象、方法】男性10名、女性12名(平均年齢25.9歳)の健常ボランティアを対象とした。被験者は「第三者が被験者に対して行った行為」の文章を読んで、「どのような意図(善意または悪意)があるか」を選ぶ視覚刺激課題を行い、その選択時の脳活動をfMRIを用いて計測した(3.0T,GE社)。得られた脳活動部位について1.善意と悪意の認知共通して関与する脳活動部位、および2.善意または3.悪意それぞれのみに関与する脳活動部位に分けて検討した。 【結果・まとめ】1.善意、悪意に共通して関与する脳活動部位:Posterior Tえmぽろ-Occipital Cortex、Prefrontal Cortex、Preceuneus、Visual Cortex、2.善意のみに関与する脳活動部位:Superior Parietal Lobe、Inferior Parietal Lobe、Cingulate Cortex、Insula,3.悪意のみに関与する脳活動部位:Doreolateral Prefrontal Cortex,Orbiofrontal Cortex、Prefrontal Cortex、Middle Temporal Cortex。今回の結果から、相手の言動に対して善意と悪意を認識する際に関与する脳部位には、共通の脳部位があること、そして善意、悪意、それぞれに関与する異なった脳部位が存在することが示された。, 第10回日本ヒト脳機能マッピング学会}, title = {善意と悪意の認知に関与する脳活動について}, year = {2008} }