@misc{oai:repo.qst.go.jp:00062898, author = {成島, 一夫 and 岡住, 慎一 and 首藤, 潔彦 and 大平, 学 and 青柳, 智義 and 佐藤, 麻美 and 斉藤, 洋茂 and 太田, 拓実 and 松原, 久裕 and 安田, 茂雄 and 山田, 滋 and 鎌田, 正 and 辻井, 博彦 and 成島 一夫 and 岡住 慎一 and 大平 学 and 太田 拓実 and 松原 久裕 and 安田 茂雄 and 山田 滋 and 鎌田 正 and 辻井 博彦}, month = {Jun}, note = {【背景と目的】当科では、放射線医学総合研究所と共同で、現在、21世紀COEプログラム研究の一環として、胸部食道扁平上皮癌に対する術前重粒子線療法についての臨床試験を進めている。その単独療法において非常に有効な治療効果が証明されており、高精度な効果判定法が必要とされている。また、近年、FDG-PETは腫瘍糖代謝を測定し、質的効果判定が可能であることが注目されている。本研究では、FDG-PETを用いた胸部食道扁平上皮癌に対する重粒子線治療効果判定法を確立することを目的とした。【対象と方法】胸部食道扁平上皮癌、術前重粒子線症例16例を対象とした。年齢は47〜80歳、性別は男性9例、女性7例。FDG投与量は370MBq(10mCi),重粒子線治療終了より3週間後にPET検査を施行した。治療条件は、重粒子線は1回3.6〜4.4GyE,全8回、総線量28.8〜35.2GyEを2週間試行した。その後、全例に右開胸開腹胸部食道全摘後縦隔経路胃管再建術、頚部リンパ節郭清を施行している。組織学的効果は、Grade 1aが2例、Grade 1bが3例、Grade 2が6例、Grade 3が5例であった。主病変における治療効果において、PETでの腫瘍内最大集積部位と病理学的検査とを比較検討した。【結果】(1)治療後PET検査において、主病変の集積は、Grade 1が6.53±3.01、Grade 2が4.83±3.27、Grade 3が2.68±0.13と集積の減少を認めた。(2)治療後PET検査において、Grade 3とGrade 1,2の間に有意な相関関係を示し(p=0.002),Grade 3をSUV<3.0とすると、診断成績は、sensitivityが100.0%,specificityが90.9%,positive predictive valueが83.3%,negative predictive value が100.0%,accuracy が93.8%で診断可能であった。【考察】治療後のFDG-PETは、胸部食道扁平上皮癌の重粒子線療法の効果判定において、Grade 3の判定に有用であると思われた。, 第62回日本食道学会学術集会}, title = {食道扁平上皮癌に対する重粒子線治療におけるFDG-PETによる効果判定}, year = {2008} }