@misc{oai:repo.qst.go.jp:00062880, author = {増永, 慎一郎 and 安藤, 興一 and 平山, 亮一 and 鵜澤, 玲子 and 古澤, 佳也 and 小池, 幸子 and 菓子野, 元郎 and 鈴木, 実 and 劉, 勇 and 木梨, 友子 and 小野, 公二 and 増永 慎一郎 and 安藤 興一 and 平山 亮一 and 鵜澤 玲子 and 古澤 佳也 and 小池 幸子 and 小野 公二}, month = {Nov}, note = {【方法】担腫瘍マウスに、6cmSOBP内の様々な深さでLET=74,50,43,18keV/µmの290MeV/u加速炭素イオン線を約1Gy/分で、又は、60Co-γ線を約2.5Gy/分で照射した。照射直後と12時間後に、細胞増殖死と密接に関連する小核出現頻度とBrdUの連続投与によるQ腫瘍細胞の同定とを結合した選択的Q腫瘍細胞反応検出法を用いて、腫瘍内Q細胞と全腫瘍(P+Q)細胞に対する抗腫瘍効果を評価した。更に、照射終了直後に固形腫瘍内の急性低酸素細胞分画を解除するとされるNicotinamide(NA)を腹腔内投与、又は、腫瘍移植下肢のクランプによって移植腫瘍全体を低酸素状態とし、9時間後に同様に抗腫瘍効果を評価した。【結果】いずれの条件下でもQ細胞は(P+Q)細胞よりも低い感受性を示し、両細胞分画共γ線照射に比べて炭素イオン線照射に対する感受性が有意に高く、LETが大きい程さらに高くなった。γ線照射後にQ細胞で顕著に認められたPLDRは、炭素イオン線照射で効率良く抑えられ、LETが大きいとさらに効率良く抑えられた。γ線と比べた炭素イオン線のRBE値は、(P+Q)細胞よりQ細胞で、照射直後より12時間後で大きく、LETが大きい程大きくなった。照射直後の処置によるPLDRへの影響については、NAの投与がPLDRを顕著にし、クランプ処置がPLDRを抑制し、共に60Co-γ線照射後の(P+Q)細胞で特に顕著であった。【結論】γ線照射直後の両細胞間の感受性の差、及び12時間後の顕著なQ細胞のPLDRによるさらに大きな感受性の差、即ち腫瘍内での感受性の不均一性はLETの大きな炭素イオン線照射で効率的に克服された。さらに60Co-γ線照射後に顕著な回復現象に、照射後の腫瘍内酸素状態が影響を与え、特にHRの寄与が大きいと考えられる(P+Q)細胞への影響が顕著である。, 第51回日本放射線影響学会}, title = {休止期腫瘍細胞への効果も考慮するγ線照射と比べた重イオン線照射後の感受性及び回復現象の解析}, year = {2008} }