@misc{oai:repo.qst.go.jp:00062879, author = {伊藤, 敦 and 草野, 陽介 and 平山, 亮一 and 古市, 渉 and 高瀬, 信宏 and 村山, 千恵子 and 古澤, 佳也 and 伊藤 敦 and 平山 亮一 and 高瀬 信宏 and 村山 千恵子 and 古澤 佳也}, month = {Nov}, note = {高LET放射線の生物作用では、低LET放射線と異なり直接作用が主であるとされている。本発表では、間接作用の主因である・OHの生物作用に対する寄与を、高LET放射線の場合どの程度まで考慮すべきかという問題意識から、1)・OHスカベンジャーの保護作用、2)・OHによる核酸塩基分解産物8-hydroxy-2’-deoxyguanosine (8-OHdG, 8-oxoG)のLET依存性、について報告する。これらのデータより、高LET領域でも間接作用が無視できないことが明らかとなった。  一般に高LET領域での水由来ラジカルの反応は低LET領域とは異なり、ラジカルの高密度生成によって、H2O2, H2, O2などの分子生成物の収量の増大が報告されている。このようなLETによるラジカル生成の違いは、高LETで特徴的な生物作用の一つである酸素効果の減少と深くかかわっていることが指摘されている。Baverstockらのoxygen in the track modelは、高LETでは低酸素下でもO2がトラックに沿って生成されるため酸素のある状態の感受性に近くなるという仮説を提案している。この仮説の検証には実際に酸素の生成を検出できればよいが、局所的に生成されるので通常の測定方法では困難である。8-OHdGの生成には・OHとともに酸素も必要であることに着目して、低酸素状態での8-OHdG収量のLET依存性の測定を行った結果についてもふれる。, 第51回日本放射線影響学会}, title = {高LET放射線によるラジカル損傷について}, year = {2008} }