@misc{oai:repo.qst.go.jp:00062864, author = {道川, 祐市 and 野代, 勝子 and 菅, 智 and 石川, 敦子 and 荘司, 好美 and 岩川, 眞由美 and 今井, 高志 and 道川 祐市 and 野代 勝子 and 菅 智 and 石川 敦子 and 荘司 好美 and 岩川 眞由美 and 今井 高志}, month = {Nov}, note = {私達は1 塩基置換多型(SNP)を指標として399名の乳癌患者における放射線治療皮膚有害反応発症と関連する遺伝子領域の探索を行い、細胞分裂時の核染色体分配に関わるPTTG1 遺伝子や細胞間相互作用に関与する細胞膜表面糖タンパク質CD44 遺伝子におけるハプロタイプ多型 が統計学的に有意な関連を示すことを報告している。即ちPTTG1のハプロタイプ多型は有害反応発症リスクの抑制、CD44のハプロタイプ多型は有害反応発症リスクの増加と関連することが示唆された。1遺伝子座に2種類以上存在するハプロタイプ間の相互関係を解析して患者個人の有害反応発症リスク予測に利用するためには、個人個人のディプロタイプを確定することが必要である。そこで本研究ではハプロタイプ多型を決定するための1分子レベル長鎖DNA多型解析手法の開発を目的とした。まず、私達はPhi29 DNAポリメラーゼがアガロースゲル内に保持したDNAを鋳型としても、溶液中と同様に鎖置換型等温全ゲノム増幅反応を行えることを見出した。そこで、相同染色体の剪断・凝集を避けて1分子まで希釈するために、極少数の細胞(乳癌患者血液由来EBウィルス形質転換Bリンパ細胞)を出発材料として直接アルカリ性アガロースゲル溶液と混合し細胞膜を溶解することにした。この溶液を微量分注後冷却してアガロースを固化し、中和してからPhi29 DNAポリメラーゼを加えて最大10万倍程度の増幅を行い、得られた増幅産物を加熱によりゲルから溶液中に回収した。アレル特異的プライマー伸長反応を原理に持つ可視型SNPチップを作製して上記増幅産物のタイピングを行ったところ、全長約20kbのPTTG1遺伝子と全長約80kbのCD44遺伝子の両者において、1分子上で連続する4種類のハプロタイプタグSNPを同時に決定することができた。したがって、本手法により上記2遺伝子の個人毎のディプロタイプを確定することが可能となった。, 日本放射線影響学会第51回大会}, title = {ヒト放射線感受性遺伝子PTTG1及びCD44ハプロタイプ多型の1分子レベル解析手法開発}, year = {2008} }