@misc{oai:repo.qst.go.jp:00062858, author = {熊谷, 始紀 and 森, 慎一郎 and 浅倉, 裕史 and 神立, 進 and 馬場, 雅行 and 遠藤, 真広 and 熊谷 始紀 and 森 慎一郎 and 神立 進 and 馬場 雅行 and 遠藤 真広}, month = {Mar}, note = {【背景と目的】  肺や肝臓などの体幹部領域の臓器は、呼吸によって位置変化を生じるため、呼吸性移動を考慮した放射線治療計画が必要である。しかし、呼吸パターンに変化が生じた場合の線量誤差については、定量的に評価されていない。そこで、256列CT装置を用いて、呼吸同期誤差の線量分布への影響を定量化する。 【方法】  256列CTを用いて、カーボンビーム放射線治療を受ける肺がん患者11人に対して、自由呼吸下にて4次元CT撮影をおこなった。外部呼吸センサーを用いて、撮影と同時に取得した呼吸信号波形から、1呼吸周期分の立体画像を取得した。各呼吸周期の立体画像から、GTVを入力した。カーボンビーム照射では、ボーラスを設計してビーム停止位置を調節している。そこで、呼吸同期照射タイミング(gating window)を、最大呼気を中心に30%呼吸周期に設定し、gating window内での呼吸性移動を考慮に入れたボーラスを設計した。GTVから、PTVを設定し、設計したボーラスを用いてカーボンビーム線量分布を計算した。 【結果】  呼吸位相ごとのD95は、gating window内で95%以上、吸気相になると低下した。しかし、低下率は個人差があり、患者によっては、最大吸気相でもD95は90%以上担保されていた。最大呼気でのGTVの質量中心位置を基準とし、呼吸位相ごとのGTVの移動量を算出した。GTV移動量と、D95の関係を評価した結果、移動量が増加するとD95は減少することが確認された。また、移動量と、D95の数値から、標的体積に十分な線量を投与するための移動量の許容誤差を算出したので報告する。, 第17回日本高精度放射線外部照射研究会}, title = {4次元線量計算による粒子線治療ビーム照射タイミング決定法}, year = {2008} }