@misc{oai:repo.qst.go.jp:00062763, author = {安東, 潔 and 大林, 茂 and 永井, 裕司 and 大西, 新 and 須原, 哲也 and その他 and 安東 潔 and 大林 茂 and 永井 裕司 and 大西 新 and 須原 哲也}, month = {Oct}, note = {ドーパミン神経毒MPTP2mg/kgの反復皮下投与により、無動、振戦、姿勢反射障害などのパーキンソン病様商工を発見させたマーモセットの脳について、放医研のPET(microPET Focus220:空間解像度1.3mmFWHM)と実中研設置のMRI(BioSpin,7.0tesla)による測定を実地した。PETでは、ドーパミン神経終末トランヅポータのリガンドとして、[11C]PE21Iを使用した。その結果、線条体において無処置マーモセットと比べた明らかな同リガンド結合低下がみられた。一方、上記同様のMPTP処置マーモセット脳をMRIで測定した結果、T1あるいはT2協調画像には、無処置マーモットと比べた明らかな同リガンド結合能低下がみられた。一方、上記同様のMPTP処置マーモセット脳との間に明らかな差はみられなかった。しかし、Diffusion Tensor Imagingによる解析では、MPTP処置脳の黒質に同無処理脳にっ比べた信号変化がとらえられた。ただし、この解析については今後さらなる検討は必要である。マーモセットのパーキンソン病モデルは、薬物あるいは各種の治療法の有効性判定に鋭敏で有用性が高いとされている。霊長類としては小さなマーモセット脳でも、高解像度のPETや高磁場のMRIを利用することにより、生きたままのサルの脳の詳細なinvivo解析が可能となった。マーモセットのパーキンソン病モデルを用いた薬物作用機序研究や再生医療研究などにおいて、行動的改善効果を観察しつつ、変性させた黒質-線条体ドーパミン神経の回復の状態などについて、invivo経過観察できることの意義は極めて大きいと考える。, 第18回日本臨床精神神経薬理学会・第38回日本神経精神薬理学会 合同年会}, title = {PETおよびMRIによるパーキンソン病モデル・マーモセット脳のinvio解析}, year = {2008} }