@misc{oai:repo.qst.go.jp:00062588, author = {于, 冬 and 関根, 絵美子 and 二宮, 康晴 and 藤森, 亮 and 安西, 和紀 and 岡安, 隆一 and その他 and 于 冬 and 関根 絵美子 and 二宮 康晴 and 藤森 亮 and 安西 和紀 and 岡安 隆一}, month = {Jun}, note = {スルフォラファンはブロッコリースプラウト(broccoli sprout、ブロッコリーの芽)の中に見つけられた物質であり、抗酸化剤として作用することで、体内の解毒酵素を刺激し抗癌作用を発揮する。また、スルフォラファンはBax, BcL-2, mitochondria, cyto.c, caspase (caspase8, caspase9, caspase3) の経路を活性化し、腫瘍細胞にapoptosisを誘導する。また、ATMをリン酸化することによって、chk2やCDC25を活性化し、cyclinB1やCDCK1を抑制し、細胞周期をG2/Mチェックポイントで停止させるなどの報告がある。現在、スルフォラファンについての癌予防剤や抗癌剤としての様々な基礎研究および前臨床研究が行われている。一方で、子宮頸部癌、乳癌、大腸癌、前立腺癌、膵臓癌などの癌治療に対して、放射線増感の研究が進んでいる。我々は新たな放射線増感剤を開発する目的でスルフォラファンに注目した。スルフォラファンを放射線照射と併用すると放射線増感効果があるかどうか、また、その増感のメカニズムについて検討した。さらには、in vivoで、ヌードマウス移植ヒト腫瘍モデルを用いて、放射線併用すると、腫瘍の増殖遅延から腫瘍の治療効果に与える影響を調べた。 本研究では、スルフォラファンを新たな放射線増感剤として確立し、その増感のメカニズムを解明した。将来、臨床における放射線増感剤としての使用へ向けての基礎を築くであろう。, 第38回放射線による制癌シンポジウムおよび第47回日本医学放射線学会生物部会学術大会}, title = {スルフォラファンを用いた放射線増感による抗腫瘍効果の研究}, year = {2008} }