@misc{oai:repo.qst.go.jp:00062511, author = {溝田, 学 and 兼松, 伸幸 and 溝田 学 and 兼松 伸幸}, month = {Apr}, note = {【目的】現状のポートが作る照射野では対応できない大きさのターゲットに対して、放医研のHIMACではアイソセンターを移動して2つの照射を重ねるパッチ照射を行う場合がある。この時繋ぎ合わせる部分の線量分布については位置誤差の影響等が少なくなるようにしなければならない。 この研究では、あらかじめ測定したビームの性質等を利用してより適切な分布を作成する方法を提案する。 【方法】重粒子線は線量集中性が特徴のひとつであるが、パッチの繋ぎ目部分ではそれぞれの照射においてラテラル方向になだらかな分布を作成する方が望ましい。そこでパッチの繋ぎ目を作成するために通常の照射野を限定する多葉コリメータではなく上流に位置する四枚羽根コリメータを積極的に使用することにした。 【結果】上流に位置するコリメータを使用することにより、ペナンブラの大きい分布を得ることができ、位置誤差の影響を少なくすることができた。 【考察】さらに照射条件等から求めておいたペナンブラの値とコリメータの位置調整の値から推定される分布のテーブルを作成しておくことで治療で要求されるパッチ部分の線量の増減を制御することが期待できる。 【結論】四枚羽根コリメータをパッチ照射の照射野形成に使用することで、なめらかな繋ぎ目となる大照射野を獲得することができる。, 第95回日本医学物理学会学術大会}, title = {HIMACにおける過大照射野形成のためのパッチ照射法}, year = {2008} }