@misc{oai:repo.qst.go.jp:00062413, author = {柳澤, 啓 and 武田, 洋 and 宮本, 霧子 and 府馬, 正一 and 石井, 伸昌 and 柳澤 啓 and 武田 洋 and 宮本 霧子 and 府馬 正一 and 石井 伸昌}, month = {Jul}, note = {ガンマ線の照射が植物プランクトンにおける13C-炭酸同化に及ぼす影響 \n放射線医学総合研究所内の天然光ガラス室でChodatella ciliataが増殖した水槽水(以下培養液)250 mlを50 ml容器5個に分け、125 Gy,60 Gy,30 Gy,10 Gyおよび0 Gy(対照)のガンマ線を照射した。照射後培養液は上部の直径が70 mm 底部の直径が50 mm高さ80 mmの透明な樹脂製容器に移し液面が20w蛍光灯の下約20 cmになるように置き液面の高さにおける照度を約3000 luxとした。3日に1回容器の位置を変えて光条件を同一にし、22日間先に述べた条件で培養した。23日目にNaH13CO3 (99atom%)を10mg各容器に添加し、さらに4日間培養した。培養後培養液中のプランクトンは遠心分離(2000rpm10分)して10mlの1mmol CaCl2溶液に懸濁し分析試料とした。試料中の全炭素量及び13C存在比は13CO2アナライザを用いて分析した。 各試料中の13C存在比、全炭素量及び両者から計算した13C移行量を対照と比較したところ照射線量に応じてこれらの値はすべて低下した。培養液を顕微鏡で観察するとChodatella ciliata以外にクロレラ、ゾウリムシ、ユーグレナ、イカダモ等が若干見出されるが大部分Chodatella ciliataであった。したがって分析試料中の炭素は主にChodatella ciliataに由来すると考えられる。これは照射線量の増加に伴う13C存在比の低下と培養液中の全炭素量の低下が培養液中に存在するChodatella ciliataの炭酸同化能の低下と個体数の低下によるものである事を示唆している。トレーサーとして添加した13Cの移行量が照射線量の増加に伴って低下するのは炭酸同化能の低下と個体数の低下を反映したものであると考えられる。, 第44回 アイソトープ・放射線 研究発表会}, title = {ガンマ線の照射が植物プランクトンにおける13C-炭酸同化に及ぼす影響}, year = {2007} }