@misc{oai:repo.qst.go.jp:00062375, author = {須原, 哲也 and 舘野, 周 and 大久保, 善朗 and 伊藤, 浩 and 高橋, 英彦 and 高野, 晴成 and 荒川, 亮介 and 須原 哲也 and 舘野 周 and 大久保 善朗 and 伊藤 浩 and 高橋 英彦 and 高野 晴成 and 荒川 亮介}, month = {Dec}, note = {難治性うつ病では各種抗うつ薬による薬物療法では十分な治療効果があがらず、その病態が他のうつ病と異なる可能性がある。しかし難治性うつ病を予測する、信頼できるバイオマーカーはまだ確立されていない。 従来からうつ病の発症に関与していると考えられている視床下部―下垂体―副腎皮質系は、副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモンの分泌亢進が炎症性サイトカインを放出しこれが細胞新生を阻害すること、1)抗うつ薬により炎症性サイトカインの放出が抑制されること2)が報告され、うつ病における脳形態の変化や治療効果との関連も示唆されている。また末梢性ベンゾジアゼピン受容体(PBR)は炎症反応によりその数を増やす3)だけでなく、海馬傍回でのPBRは、急性ストレス後に増加し、慢性ストレス後に減少すると報告4) されるなどストレスによる変化が知られている。これらからPBRを測定することで、難治性うつ病の予測や病態解明につながる可能性が考えられる。 我々はこれまでにPETリガンド[11C]DAA1106を用いることで生体内でのPBRの定量法を確立した。これを用いることでうつ病におけるPBR の変化を計測し、またPBRは脳内では主にミクログリアに分布することからうつ病やその治療によるミクログリア活性の変化を評価し、うつ病への関与を明らかにできる可能性がある。 今回、難治性うつ病患者での脳内PBRを評価し、難治性うつ病のバイオマーカーの開発、および新たな治療アルゴリズムの開発をめざす。, 平成19年度厚生労働省精神神経疾患研究委託費研究報告会}, title = {難治性うつ病のバイオマーカーに関する研究}, year = {2007} }