@misc{oai:repo.qst.go.jp:00062358, author = {廣部, 知久 and 阿部, 宏之 and 廣部 知久}, month = {Dec}, note = {スレーティー突然変異はメラノサイト内でドーパクロームタウトメラーゼの活性を減少させ、皮膚や毛、目においてメラニン量を減少させることが知られているが、メラノソーム形成に対する影響については不明な点が多い。そこで本研究ではこの点を明らかにするため、野生型のC57BL/10JHir-Dct+/Dct+マウス(ブラック)とそのコンジェニック系統のC57BL/10JHir-Dctslt/Dctsltマウス(スレーティー)から表皮メラノサイトを無血清初代培養しメラノソームの形態を電子顕微鏡で観察した。その結果、野生型は内部が格子状構造をした楕円形のメラノソームがほとんどであったが、スレーティーのメラノソームはそれに加えて、色素が顆粒状に蓄積される球形のものが多くみられた。そのうえ、スレーティーメラノサイトでは成熟した第IV期メラノソームは大変少なく、第III期メラノソームが非常に多かった。ところが、L-チロシンを加えて表皮メラノサイトを培養したところ、楕円形のメラノソームが増え、第IV期メラノソームも増えた。L-チロシンはスレーティー遺伝子によるメラノソームの形態異常と未成熟化を復帰させる働きがあると考えられる。, 第21回日本色素細胞学会大会}, title = {L-チロシンはスレーティー遺伝子によるメラノソームの形態異常と未成熟化を復帰させる}, year = {2007} }