@misc{oai:repo.qst.go.jp:00062338, author = {加野, 将之 and 島田, 英昭 and 松下, 一之 and 山田, 滋 and 辻井, 博彦 and 落合, 武徳 and 加野 将之 and 島田 英昭 and 山田 滋 and 辻井 博彦 and 落合 武徳}, month = {Jul}, note = {食道癌に対する重粒子線治療臨床試験では,高い抗腫瘍効果が示されている.しかし,さらなる臨床応用のためには照射線量をおさえ正常組織障害の発生を抑えるために有力な併用療法の開発が重要である.一方我々は,FIR(FBP interacting repressor)遺伝子治療の可能性を探究している.FIRは転写抑制因子であり,基本転写因子TFIIHのDNAヘリカーゼ活性を抑制することによりc-myc遺伝子の転写を抑制,apoptosisを誘導する.さらにはc-Mycを介して,もしくは直接的に癌細胞の放射線感受性に関与する可能性がある.研究の目的はFIR遺伝子治療と重粒子線治療を含めた放射線治療の併用効果およびその作用機序の検討により食道癌治療への臨床応用に寄与するものである.FIR遺伝子治療と重粒子線併用治療の検討をマウスモデルにて行い,コントロールベクター併用治療群よりも強い抗腫瘍効果が認められた.アデノウイルスベクターを用いた腫瘍へのFIR遺伝子導入は重粒子線照射による抗腫瘍効果を増強する可能性がある.今後は,DNA二重鎖切断と,DNA修復蛋白の検討等を行っていく予定である., 第62回日本消化器外科学会定期学術総会}, title = {食道癌に対するFIR遺伝子治療と重粒子線治療の併用効果の基礎的検討}, year = {2007} }