@misc{oai:repo.qst.go.jp:00062246, author = {蓑原, 伸一 and 馬場, 雅行 and 蓑原 伸一 and 馬場 雅行}, month = {Feb}, note = {目的:気管支周囲の肺腫瘍に対する放射線治療では、気管支正常組織の障害が問題となる。現在の放射線治療計画では、医師はアキシャルCT画像上に標的領域等を入力し、再構成した直交3断面上に表示される線量分布で治療計画の妥当性を評価している。しかし肺は呼吸運動等で動いており、呼吸同期照射といえども計画した線量分布が正確に照射されたか、その線量でどのような組織反応が起きたかを判断することは難しい。特に粒子線治療のようにシャープな線量分布を有する放射線治療では、標的境界の線量分布を正確に把握することが臨床的に重要となる。一方、肺の一部は気管支内視鏡を通して肉眼的に腫瘍の浸潤範囲や放射線に対する反応を観察できる。そこで我々は、気管支内視鏡による観察結果と治療計画線量分布との関係を評価するために、仮想内視鏡上に線量分布を表示し、実際の内視鏡画像と比較できるシステムを開発した。 方法:呼吸同期対応のMD-CT装置で撮影した3次元CTデータセットに対して、炭素線による治療計画を実施した後、3次元線量分布が表示されたCT画像上で、仮想内視鏡画像を再構成する。仮想内視鏡の内面にはレンダリング法を用いて線量分布をカラーマップ表示する。また仮想内視鏡‐線量分布表示を見ながら、複数の照射門に対して、各門の線量比率を変えた合成線量分布が生成可能となっている。 結果:作成されたアプリケーションソフトでは、気管支内部から計画した線量マップを3次元的に観察しながら、その領域や視点をインターラクティブにリアルタイムで操作できた。実際の内視鏡画像を、その位置に対応する仮想内視鏡上の線量マップと比較することで治療計画の妥当性を確認するとともに、照射後の気管支内面での腫瘍及び正常組織反応と線量の関係が解析可能となる。, 第26回日本画像医学会}, title = {仮想内視鏡線量分布表示システムによる放射線治療計画の支援}, year = {2007} }