@misc{oai:repo.qst.go.jp:00062202, author = {澁谷, 憲悟 and 錦戸, 文彦 and 山谷, 泰賀 and 稲玉, 直子 and 吉田, 英治 and Lam, ChihFung and 村山, 秀雄 and 澁谷 憲悟 and 錦戸 文彦 and 山谷 泰賀 and 稲玉 直子 and 吉田 英治 and Lam ChihFung and 村山 秀雄}, month = {Sep}, note = {消滅放射線の飛行時間差を画像再構成に用いる、いわゆるTime-of-Flight 型の陽電子断層撮像装置(PET)では、放射線検出器の時間分解能が高まるほど一組の同時計数当たりに得られる位置情報量が増大し、装置感度の上昇と等価な利得を生じる。この時間分解能の向上を妨げる素因に、結晶中における消滅放射線とシンチレーション光の飛行速度の差違がある。右図は、厚さが30mm で深さ方向に4 層(7.5mm)の位置分解能を有するLYSO シンチレータ結晶アレイで測定された、深さごとの消滅放射線の検出時刻の分布である。時刻の基準には、陽電子放出核種である22Na を挟んで設置した、BaF2 シンチレータ結晶の信号を用いた。それぞれ分布の中心軸は深さごとの代表的な検出時刻を表し、分布の半値幅は時間分解能に相当する。最も線源に近い層(1st)と、最も光電子増倍管に近い層(4th)の結果を比較すると、両層間で140 psの時刻の誤差が確認された。これには、飛行速度の差違による時刻の差とともに、シンチレーション光の伝達経路による時刻の差も含まれると考えられる。このように、深さ方向の位置情報に付随した時刻の差違が定量的に求まるので、これを補正値として検出器にフィードバックして誤差を解消することにより、Time-of-Flight型PET 装置向けてより高い時間分解能を持つ放射線検出器を構築することができる。, 2007年秋季第68回応用物理学会学術講演会}, title = {DOI 情報によるTime-of-Flight 型PET 用検出器の時間分解能向上}, year = {2007} }