@misc{oai:repo.qst.go.jp:00062111, author = {田村, 克巳 and 吉川, 京燦 and 石川, 博之 and 小須田, 茂 and 橋本, 順 and 久保, 敦司 and 町田, 喜久雄 and 田村 克巳 and 吉川 京燦 and 石川 博之}, month = {Apr}, note = {【目的】FDG-PETにおいてはしばしば胃に集積を認め、生理的集積なのか病的集積なのか診断に苦慮する機会が非常に多い。胃・腸管の蠕動運動を抑制する臭化ブチルスコポラミンにより胃の集積がどの程度低下するか検討した。 【方法】癌検診にてFDG-PET検査を受けた計33例(男性16例、女性17例)を対象とし、ランダムに17例にFDG投与前5分より生理食塩水100ccに臭化ブチルスコポラミン20mgを混注した浴液を30分かけて点滴静注した。胃壁の集積は四段階(Grade 3:肝臓より高集積、Grade 2:肝臓と同程度の集積、Grade 1:肝臓より低集積、Grade 0:無集積)に、また胃壁の集積で最も集積の強い部位に関してはSUVを計測した。 【結果】全症例の平均Gradeは1.82±0.92SD、前処置群は1.35±0.70SD、非前処置群は2.31±0.87SDであった。前処置群の平均Gradeは非前処置群よりも有意に低かった(p=0.0015)。.また、SUVに関しても前処置群(3.72±1.21SD)は非前処置群(4.54±1.10SD)よりも統計学的に有意に低下していた(p=0.0495) 。 【結論】投与方法、投与量に議論の余地はあるものの、我々の投与量・投与方法で臭化ブチルスコポラミンによる胃集積の低下が可能であった。従って、臭化ブチルスコポラミンによる胃の集積に関しては偽陽性症例が低下することが示唆された。, 第66回日本医学放射線学会学術集会}, title = {FDG-PETでの臭化ブチルスコポラミン前処置による胃集積低下の検討}, year = {2007} }