@misc{oai:repo.qst.go.jp:00062095, author = {吉田, 英治 and 北村, 圭司 and 木村, 裕一 and 錦戸, 文彦 and 澁谷, 憲悟 and 山谷, 泰賀 and 村山, 秀雄 and 吉田 英治 and 北村 圭司 and 木村 裕一 and 錦戸 文彦 and 澁谷 憲悟 and 山谷 泰賀 and 村山 秀雄}, month = {Mar}, note = {近年のPET用検出器は微小な多数のシンチレータと少数の光電子増倍管(PMT)を構成要素とするブロック検出器を用いるのが一般的である。検出器に対して斜めに入射するガンマ線が空間分解能を劣化させるため、シンチレータを積層した3次元ブロック検出器の開発が盛んに行われている。一般にこれらのブロック検出器では出力の重心演算によって位置検出を行うため、ブロック内の複数の結晶素子で散乱を起こした事象は正しい結晶素子を識別できず、結晶内多重散乱は空間分解能を劣化させる要因であると考えられる。また、結晶内多重散乱事象はシンチレータ内でのコンプトン事象なのでガンマ線の入射方向に関する情報を抽出できる可能性がある。本研究では位置弁別型PMTからの信号を独立に読み出すことで従来の検出器より多くの情報を得て、主成分分析を用いてシンチレーション光の広がりの大きさを求めることでEvent-by-Eventで結晶内多重散乱の識別を行うことを目的とする。本手法を我々のグループで小動物PET装置のために開発中の4層の深さ識別が可能な3次元ブロック検出器において適用した。この検出器はPMTに256チャンネルの位置弁別型を用い、シンチレータは1.45mm x 1.45mm x 4.5mmの非常に微小なLYSOを4,096個用いる。モンテカルロシミュレーションによる511keVガンマ線の一様照射系において得られた結果は77%の結晶内多重散乱識別能を有し、実測においても重心演算後の2次元投影ヒストグラムにおいて結晶内多重散乱を取り除くことによってpeak-to-valleyの改善が確認できた。, 第54回応用物理学関係連合学術講演会}, title = {PET用3次元ブロック検出器における多重散乱イベント識別方法の検討}, year = {2007} }