@misc{oai:repo.qst.go.jp:00062078, author = {加藤, 真吾 and 大野, 達也 and 田巻, 倫明 and 辻井, 博彦 and 加藤 眞吾 and 田巻 倫明 and 辻井 博彦}, month = {Apr}, note = {【目的】局所進行子宮頸癌に対するシスプラチン毎週投与による化学療法と高線量率腔内照射を用いた放射線治療の併用療法の安全性と有効性を評価する目的で臨床第II相試験を実施している。その途中経過を報告する。【対象および方法】試験治療の適格条件は、FIGOの臨床病期IIB期(腫瘍径4 cm以上)ないしIII-IVA期の子宮頸部扁平上皮癌新鮮症例、年齢は20-70歳、PSは0-2、十分な骨髄・肝・腎機能を有すること、重篤な合併症がないこと、書面でインフォームド・コンセントが得られていることとした。放射線治療は外部照射と腔内照射の組み合わせで行い、外部照射の総線量は50 Gy(全骨盤照射30 Gy後、中央遮蔽を挿入)を原則とした。腔内照射は中央遮蔽挿入後に開始し、A点線量6-7 Gyで週1回ずつ計4回施行した。シスプラチンは40 mg/m2を第1-5週に投与することとした。化学療法の休止基準はgrade 2の血液毒性、grade 3の非血液毒性、PS 3-4、血清クレアチニン値>2.0 mg/dlとした。【結果】2003年2月から2005年12月までに30症例が登録された。平均年齢は54歳、臨床病期ではIIB期が4例、IIIB期が26例であった。腫瘍径は4-6 cmが14例、6 cm以上が16例あった。骨盤リンパ節の腫大は20例に認められた。治療による急性の血液毒性はgrade 3の白血球減少が20例(67%)に、非血液毒性はgrade 3の嘔吐が4例(13%)に認められた。化学療法の平均施行回数は3.8コースであった。放射線治療は全例で完遂した。初期治療効果はCRが26例、PRが4例であった。現在までの経過観察期間は10-45ヶ月(中央値19ヶ月)で、5例に局所再発、10例に腹部傍大動脈リンパ節を中心とした遠隔転移が認められた。【結語】現在までのところ本治療の急性毒性は許容範囲内で、初期治療効果は良好であった。, 第66回日本医学放射線学会学術集会}, title = {局所進行子宮頸癌に対する化学放射線治療の臨床第II相試験}, year = {2007} }