@misc{oai:repo.qst.go.jp:00062069, author = {長谷部, 充彦 and 吉川, 京燦 and 石川, 博之 and 佐合, 賢治 and 田村, 克巳 and Sherif, Mahmoud Abd−Elrazek Helmy and 佐賀, 恒夫 and 小金澤, 亮 and 宮本, 俊男 and 安藤, 彰 and 白石, 貴博 and 谷本, 克之 and 鈴木, 和年 and 神立, 進 and 溝江, 純悦 and 辻井, 博彦 and 長谷部 充彦 and 吉川 京燦 and 石川 博之 and 佐合 賢治 and 田村 克巳 and Sherif Mahmoud Abd−Elrazek Helmy and 佐賀 恒夫 and 小金澤 亮 and 宮本 俊男 and 谷本 克之 and 鈴木 和年 and 神立 進 and 溝江 純悦 and 辻井 博彦}, month = {Sep}, note = {【はじめに】頭頸部領域における腺癌は頭頸部癌の約2%を占めるに過ぎず、多くは扁平上皮癌である(90%以上)1)。腺癌の治療は放射線療法、化学療法2)に対しての感受性が低く、一般的に外科的療法が第一選択とされることが多い。しかし、外科的療法を選択すると顎顔面領域では咀嚼や嚥下などの機能的欠損や顔貌等の形態的欠損が生じ、術後のQOL の低下が避けられない。放射線医学総合研究所重粒子医科学センター病院では1994 年より重粒子線治療(HIMAC : Heavy Ion Medical Accelerator in Chiba )を開始し、頭頸部腺癌系においても良好な結果を得ている3)。今までに我々画像診断課では、悪性黒色腫や腺様嚢胞癌症例患者の重粒子線治療前後にPET(Positron Emission Tomography )を施行し、腫瘍軟部組織比(TMR : Tumor to Muscle uptake Ratio )を用いて予後評価、再発評価等について検討してきた4)。今回、我々は腺癌について11C-メチオニン(MET)による再発評価・転移評価・予後評価について検討したので報告する。 【対象】対象は1997 年から2004 年の間にHIMAC 前後にPET検査を施行し得た症例24 症例。その内訳は男性17名、女性7名、年齢は40〜84 歳で平均は65.2 歳。治療後の経過観察期間は4.0〜88.6.ヶ月(平均39.6 ヶ月)を対象とした。 【方法】PET 装置は Siemens 社製のECAT HR+ , ECAT EXACT 47 を用いた。薬剤は11C-MET を374MBq〜796MBq 、平均698MBq( 約19mCi)を静脈内注射にて投与し、23 分後にPET 検査を開始した。腫瘍部MET 集積評価は半定量評価として腫瘍軟部組織比(TMR )を算出し評価を行った。腫瘍部の集積は腫瘍部の最も高い集積を示す部位を含むように約10mm 径の円形ROI(Region Of Interest )を設定し求めた。またその同一スライス上で両側の後頭領域の筋肉および周辺軟部組織に左右2個のROI を設定し、その平均を筋肉部集積とした。これらよりTMR は[TMR=腫瘍部ROI/筋肉部平均ROI]で求めた。 【検討項目】治療前TMR 及び治療後TMR、治療前後の変化(集積残存率)の3項目それぞれと、再発出現及び転移出現、予後の3 項目との関係を統計的(Kaplan Meier )に検討した。 【結果】それぞれの関係を表1にまとめた。全部で9 個の検討項目の内、有意な関係を認めたのは治療後TMR と転移出現との関係であった。, 第44回千葉核医学研究会}, title = {メチオニンPETによる頭頸部腺癌の重粒子線治療予後評価の検討}, year = {2006} }