@misc{oai:repo.qst.go.jp:00061914, author = {廣部, 知久 and 阿部, 宏之 and 廣部 知久}, month = {Nov}, note = {スレーティー突然変異はメラノサイト内でドーパクロームトートメラーゼの活性を減少させ、皮膚や毛、目においてメラニン量を減少させることが知られている。スレーティーメラノサイトで形成されるメラノソームはユーメラノソーム型と報告されているが、その形成過程については不明である。そこで本研究ではこの点を明らかにするため、野生型のC57BL/10JHir-Dct+/Dct+マウス(ブラック)とそのコンジェニック系統のC57BL/10JHir-Dctslt/Dctsltマウス(スレーティー)から表皮メラノサイトを無血清初代培養してメラノソームの形成過程を電子顕微鏡で観察した。その結果、野生型は内部が格子状構造をした楕円形のユーメラノソーム型がほとんどであったが、スレーティーのメラノソームはユーメラノソーム型に加えて、色素が顆粒状に蓄積される球形のものが多くみられた。このほかに両者の混合型もみられた。スレーティーでは成熟した第IV期メラノソームは大変少なく、第III期メラノソームが非常に多かった。これらの結果から、スレーティー遺伝子はマウスの表皮メラノサイトにおいて、メラノソームの形態と成熟に影響すると示唆される。, 第20回日本色素細胞学会年次学術大会}, title = {スレーティー遺伝子はメラノソームの形態と成熟に影響する}, year = {2006} }