@misc{oai:repo.qst.go.jp:00061837, author = {蓑原, 伸一 and 池田, 稚敏 and 浦壁, 恵理子 and 石居, 隆義 and 蓑原 伸一 and 石居 隆義}, month = {Apr}, note = {【目的】呼吸による臓器運動とそれが線量分布に及ぼす影響を定量的に評価するための手段として、呼吸位相に合せた時系列3次元CTデータが収集可能な機能を商用のCT装置に開発導入した。現在4次元CT装置の商用化開発が進められているが、一方ルーチン的な臨床においては既存のCT装置の機能で十分な場合も多く、また専用機の追加導入は難しい場合も多い。我々は商用CT装置のハードウエアはほとんどそのままに、データ収集系を工夫することで呼吸位相4D-CT装置を実現した。 【方法】GE製のMD-CT(LightSpeed ULTRA 16)をベースに本装置のシネ・スキャンモードで、呼吸位相に同期させて投影データの収集を開始するとともに、そのタイミングと呼吸波形を記録する。これを20mm単位(1.25mmx16スライス)で繰り返すことで広範囲のシネ・スキャンデータを収集する。これらのrawデータから呼吸波形との時間相関の元で任意の時間ステップで時系列の3次元CTセット(4D-CT)を再構成する。本装置の性能を、周期と運動量が高精度に可変のファントムを用いて評価した。 【結果】商用CTをベースに、主にソフト的な機能を追加し既存の呼吸同期撮影機能と合せて、短期間で呼吸位相4D-CTを開発できた。rawデータから任意の時間ステップ(例;0.1秒)で抽出した0.5秒間のデータからフルスキャン再構成が可能なため、詳細な臓器運動の解析が可能となる。またシネ・スキャンの時間範囲を臨床的に重要な呼吸位相範囲に限定することで不要な被ばくも低減できる。発表ではファントムによる定量的な精度評価についても報告する。, 第91回に本医学物理学会大会}, title = {商用CT装置をベースにした呼吸位相4次元CT}, year = {2006} }